(2023/8/2)
ムラサキイガイから発想した紫外線でリサイクルできる接着剤を開発
波長の違う紫外線をスイッチにして強い接着と容易な剥離を両立し、リサイクルが可能となる接着剤を物質・材料研究機構(NIMS)が開発した。植物全般に存在する「カフェ酸」に注目した研究成果として着目されている。(
サイエンスポータル)
(2023/7/21)
葉脈の数理解析
九州大学の研究グループは、画像解析と深層学習、形態測定を組み合わせることで階層的で複雑な葉脈の「かたち」を特徴づけるフェノタイピング手法を開発し、葉脈の「かたち」
の多様性と規則性を定量的なデータ解析に成功した(九州大学)
(2023/6/14)
ベントレー環境財団
(2023/4/23)
『生き物たちが先生だ』
生き物が持つ優れた仕組みを解明し、ものづくりに生かす「バイオミメティクス」の考え方を丁寧に解説した児童書が刊行された。(針山孝彦
くもん出版)
(2023年/4/19)
蓮の葉効果を生み出す表面構造をつくる加工機
RYODENは樹脂や金属の表面に模様を加工し、はっ水機能を施すレーザー加工機を信州大学と共同開発し、今秋をめどに発売する。(
日本経済新聞)
(2023/6/6)
サボテンのシェーディング特性
ネブラスカ州の建築設計企業DLRとバイオミミクリー建築デザイを手がけるHans Papke氏は、サボテンのシェーディング特性を模倣した鋼板に利用したオフィスビルを設計した。Hans Papke氏へのインタビュー記事がDaily Commercial Newsに掲載された。(
Daily Commercial News)
(2023/5/22)
昆虫の耳から着想したマイク設計
昆虫の耳から着想して3Dプリンティングによる聴覚デバイスの開発を進めている。最近の研究動向がIEEE Spectrumに掲載された。
夜行性の蛾であるアクロイア・グリゼラは、音がどの方向から来ているかを識別することができ、幅わずか0.5ミリメートルの鼓膜1枚だけで識別することができることで着目されている。また、サバクトビバッタの耳のような精度で異なる周波数の音を分離する機械的な方法があれば、人工内耳にも役立つだろうと言われている。(
IEEE Spectrum)
(2023/4/27)
自動車分野へのバイオミメティクス展開
アメリカ自動車技術会の2023 年 SAE Internationalの技術セッションでは、バイオミミクリを活用するためのベスト プラクティスに焦点を当て、現代のモビリティを改善する新しい方法を刺激する自然界のいくつかの成功事例が紹介された。(
MOTOR TREND)
(2023/4/4)
人工筋肉
ザールラント大学とザールブリュッケンのメカトロニクス・オートメーション技術センター (ZeMA) の彼の研究グループは、スマートロボットの胴体や触手に使用するさまざまな種類の人工筋肉を開発している。FESTO社と共同で、形状記憶合金ニッケルチタンで作られた人工筋肉と人工神経を用いたロボットアームは動物のアームと同じくらい柔軟で機敏になることをハノーバーメッセ 2023で発表した。(
Eurekalert)
(2023/3/28)
組織工学および再生医療における生体模倣材料
Biomimetic Natural Biomaterials (BNBM)のの最近の進歩について総説が発表された。BNBMの製造における最近の進歩、細胞外マトリックスの生物学的および物理化学的特性などが報告されている。(
Military Medical Research)
(2023/3/22)
持続可能なソフトロボット
ソフトロボット工学の分野において、持続可能な材料が緊急に必要であると考えられている。 生分解性部品は、特に医療活動、捜索救助活動、危険物質の操作などの使い捨て用途に持続可能なソリューションを提供する可能性があり、生分解性電気油圧アクチュエータのソフトロボットへの応用が研究されている。(
Science Advances)
(2023/3/22)
イモムシをヒントにしたソフトロボット
ノースカロライナ州立大学の研究チームは、ウコンノメイガ(Pleurotya ruralis)という蛾の幼虫をモデルにした全長9cmのイモムシ型ソフトロボットを開発した。(
Science Advances)
(2023/3/1)
『おはなしサイエンス バイオミメティクス(生物模倣技術) マンボウ、空を飛ぶ』
登場人物の華と照太が、日本宇宙先端事業団の研究者に、マンボウ飛行機の構想を教えてもらい、マンボウ飛行機の将来を考える児童書が刊行された。(作:吉野万理子 絵:黒須高嶺
講談社)