特定非営利活動法人バイオミメティクス推進協議会

国内外ニュース(2018)    ▶ 2017

2018年5月1日 Horizon 2020 AIRCOAT (Biomimetics Coating)
 欧州委員会は、船舶の摩擦抵抗を低減する生体模倣船体コーティングを開発するAIRCOAT(Air Induced friction Reducing ship COATing)を承認しました。バイオミメティクスとしてSalvinia効果を利用して空気潤滑技術を開発します。(Fraunhofer

2018年5月1日 ウツボカズラから発想して空気中の水を集める
 1日あたり表面積1平方メートルあたり120リットルの水を集めることができる可能性のある表面(slippery rough surface (SRS) )の研究がペンシルベニア州立大学で行われています。(Penn State, Science Advances

2018年4月25日 黒い深海魚、99.9%の光を吸収
 米デューク大学の海洋生物学者とスミソニアン自然史博物館の研究社は、深海に生息する“スーパーブラックフィッシュ”を研究し、皮膚の複雑なメラミン色素のナノ構造が光子を捕らえ光の吸収率が99.9%に達すると報告している。(National Geographic 英語版,日本版)

2018年4月25日 超撥油性合成皮革
 オハイオ州立大学の、ナノ粒子を合成皮革に付着させて凹凸表面を形成させ、革のような質感を保った超撥油性を示すコーティング手法を開発しました。(論文Nanowerk)

2018年4月19日 Biomimicry 3.8とBlue Marble社のパートナーシップ
 バイオミメティクの製品開発を行うBlue Marble社は持続可能な製品を市場に迅速に送り出すために、Biomimicry 3.8とパートナーシップを締結しました。(MarketsInsider)

2018年4月16日 レクサスの“Structural Blue”
 トヨタ自動車は、モルフォ蝶の羽から着想を得た構造発色性顔料で塗装した特別仕様車を発売する。7層の多層膜に反射した光線は美しい青色の構造色を示している。(レクサス

2018年4月9日 春夏ウェアにバイオミメティクス
 「帝人フロンティア」のイネの葉の撥水メカニズムを再現した新しい衣料用素材「ミノテック」が注目されています。(産経ニュース 4/6

2018年4月5日 水の流れによる情報伝達
 南カリフォルニア大学の研究者らは、水生生物の動きと情報伝達(仲間とのコミュニケーション、捕食者を避けるための情報伝達など)の研究において、機械学習により流体パターンを正確に識別するアルゴリズムを開発しました。(USC Viterbi School of Engineering)

2018年4月4日 バイオニック義肢(Hero Arm)
 Open Bionics社は3Dプリンターでつくった世界初のバイオニック義肢(Hero Arm)を4月25日に英国で販売する予定です。

2018年4月3日 オリガミと生物機能
 ETHチューリッヒのグループが、昆虫の翼の構造と機能をオリガミと比較した研究(Bioinspired spring origami)をScienceに発表しました。(Futurity

2018年4月2日 FESTO社の新たなコンセプトロボット
 転がりながら移動するクモ(flic-flac spider)を模倣したクモ型ロボット「BionicWheelBot」と、超軽量飛行体のコウモリ型ロボット「BionicFlyingFox」が発表されました。Hannover Messe 2018で公開される見込みです。

2018年3月23日 海の生息地を模倣
 フランスの海洋エンジニアンリング会社のSeaboostと大型の3Dプリンタ技術を有するXtreeE社は、自然生息地を模倣した岩を3Dプリントによって作製しました。この3Dコンクリート印刷技術は、将来的に地中海やグレートバリヤリーフにおける生態系復元プロジェクトに適用できると期待されています。(Seaboost)

2018年3月23日 魚のように動きをするロボット(SoFi)
 MITで開発したSoFiは、本当の魚も逃げずに、一緒に泳ぐテールフィン駆動型のロボです。(MIT

2018年3月16日 MIPIM2018
 「街づくりの未来」をテーマにフランスで開催されている国際不動産見本市にあわせて、IcadeとCEEBIOSが事業提携を発表しました。Icadeは、オフィス、ビジネスパーク、ショッピングセンター、住宅および公共施設などで不動産事業を展開していいます。(IMMOWeek)

2018年3月11日 建築へのバイオミメティクスの応用
 デジタル出版のプラットフォーム(Issuu)から建築関連の出版物を抽出しました。
  Biomimicry as a tool for sustainable architecture (2017年12月
  Comtemporay prarametrism and biomimicry in architecture (2017年11月)
  Biomimética em arquitetura  (2017年7月)
  Biomimetics in Architecture  (2017年5月)
  Dissertation: Is biomimicry the answer to environmentally sustainable architecture? (2016年9月

2018年3月11日 Biomimicry Global Design Challenge
 重要な地球規模の問題に取り組むために、自然から発想したソリューションを求めています。2~8名のチーム構成で応募が必要です。すでに昨年から応募が始まっています。締め切りは5月1日です。(The Biomimicry Institute

2018年3月11日 軽量で強固な素材を作製するための新技術
 A*STAR(シンガポール)の研究者が、竹や人間の骨に見られるような格子構造や細胞構造を模倣し、3Dプリントを用いて軽量で強固な構造を設計しました。(Plastics Today)

2018年3月8日 バイオミメティクスによる工場デザイン
 BioFacLayは、工場のレイアウトの最適化を研究するプロジェクトで、コガネグモの研究、クモの巣、ハチの巣、オウムガイ、血管や肝臓などのアイデアを抽出しています。(Hebezeuge Fördermittel より)

2018年3月7日 生物模倣のソフトロボット
 ハーバード大学の研究者はセンシングと応答機能を備えたソフトロボットを開発しました。生物模倣により、微細な物をつかむなどロボットなどを3Dプリンティングを用いて作製しています。(Harvard University)

2018年3月7日 北極熊を模倣した断熱繊維
 浙江大学では、赤外線カメラの追跡を避けることができる高断熱性のバイオミメティック・ファイバを開発しました。(中国ニュースネットワーク

2018年3月2日 全国高専英語プレゼンコンテスト:優勝
 函館高専の3年生3人が、「第11回全国高等専門学校英語プレゼンテーションコンテスト」(2018年1月28日)において「Biomimetics: Technology inspired by living things」の発表テーマで、チーム部門で優勝しました。おめでとうございます。(北海道新聞)(公式映像

2018年2月27日 シンガポール政府は、生物模倣技術による水処理の技術開発を公募
 シンガポール国立水道公社(National Water Agency PUB)は、水の持続可能性を確保するために、水処理プロセスや水処理事業を向上させる提案を公募しました。公募テーマには、水処理に生物模倣技術を応用し、淡水化とNEWater(リサイクル水)の省エネ技術があります。(2018/1/15 PUB

2018年2月18日 生物に学ぶロボット:高度な制御装置なしで飛行
 東京電機大学と千葉工業大学で開発されたチョウ型ロボットが記事になっています。(日本経済新聞 2/18 朝刊)

2018年2月15日 環境負荷の少ない付着生物防止技術
 ナノテク展(国際ナノテクノロジー総合展)において、平成29年度「秀でた利用成果」受賞課題として
「海洋設備表面への付与を目的とした微細構造による環境負荷の少ない付着生物防止技術の開発」(分子・物質合成プラットフォーム : 千歳科学技術大学)が紹介されていました。

2018年2月15日 Biomimicry Solutions Carbon Report
 Biomimicry3.8は、炭素排出に焦点をあてBiomimicry Solutions:Carbonの報告書を2018年1月に公開しました。関連技術や企業が紹介されていす。この報告書は、Biomimicry 3.8のブログであるSynapse.bioからダウンロードすることができます。

2018年2月14日 シロアリがマスタープランなしで複雑な家を建設する仕組み
 GEがスポンサーとなっているオンラインマガジンTxchnologistには、バイオミメティクスに関連する記事が掲載されています。(Txchnologist

2018年2月13日 The 35th International Conference of Photopolymer Science and Technology(ICPST-35)
 2018年6月25日~28日に第35回国際フォトポリマーコンファレンスが幕張メッセ国際会議場で開催されます。この国際会議のセッションに「A13.  Fundamentals and Applications of Biomimetics Materials and Processes」が新たに設けられました。(公式サイト)

2018年2月13日 ゴキブリのような行動をするロボット
 Johns Hopkinsの研究チームでは、動物がその大きさ以上の障害物がある複雑な3次元地形を認識し回避する行動を研究し災害用ロボットに応用しようとしています。(Scinece Daily)

2018年2月8日 バイオミメティクスをコンクリートに応用した清水建設
 「超撥水型枠 アート型枠」の記事がダイヤモンド・オンラインに掲載されています。(Diamond Online)

2018年2月7日 サメ肌の構造が、飛行機、風力タービン、ドローン、自動車の性能を向上させる可能性がある
 National Geographicのトピックスにサメ肌効果についての記事が掲載されました。(英語版日本語版

2018年2月6日 菱電商事はバイオミメティクスの事業化に2018年着手
 自動車や医療などの分野を中心に、将来はバイオミメティクス関連事業で売上高100億円を目指す。(日刊工業新聞

2018年2月1日 生活アシスト手袋および指サックの開発
 浜松医科大学と帝人フロンティアにより、指紋消失による指先の摩擦力消失などのがん薬物療法による副作用に対応した生活アシスト手袋および指サック「ナノぴたTM」が開発されました。(帝人プレスリリース

2018年1月9日 論文:Public Perception and Expectations of Biomimetics Technology: Empirical Survey of Museum Visitors in Japan
 2016年に科学博物館で開催されたバイオミメティクスの企画展に関する論文(香坂 玲、他)が、THE MUSEUM JOURNALに掲載されています。

2018年1月9日 バイオミミクリーはマテリアルイノベーションの波を拡げる
 Financial Times の世界を変える50のアイデアの記事に、バイオミミクリーの話が掲載されています。(2018/1/8 FT)

2018年1月8日 コウモリ、藻類、カブトムシ、カメ:自然からのアイデア
 Evolution News & Science Today (2018/1/8) にコウモリのエコロケーションなどの話題が掲載されています。