特定非営利活動法人バイオミメティクス推進協議会

国内外ニュース(2019)   ▶ 過去のニュース

2019年5月27日 企画展「虫展 −デザインのお手本−」
 21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン内)において、2019年7月19日 (金) - 2019年11月 4日 (月)の日程で開催されます。本展覧会では、自然を映し出す存在である「虫」の驚くべき仕組み、構造、そして知れば知るほど不思議なその生態を、さまざまな視点から見つめる企画展です。(21_21 DESIGN SIGHT

2019年5月15日 Bioinspired Materials 会議
 2019年10月20日~25日の日程でスイスのモンテ・ヴェリタでBioinspired Materials 2019が開催されます。(ウェブサイト

2019年5月8日 アブラムシからヒントを得たリキッドマーブル
 藤井秀司教授(大阪工業大学)の論文「Liquid Marbles in Nature: Craft of Aphids for Survival」がLangmuirに掲載されました。マイクロメートルサイズのワックス粒子が甘露(ハニーデュー)とよばれる液滴で被覆されている状態が電子顕微鏡観察でわかりました。(Langmuir, 2019, 35 (18), pp 6169–6178

2019年5月8日 建築とバイオミメティクス(フランス
 エッフェル塔運営会社の関係組織であるLa Fondation d'entreprise de la Société de la Tour Eiffelが中心となり、次世代の建築デザイナーと建築家のために、建築とバイオミメティクスをテーマとしてエッフェルコンテストが開始されました。対象は、公立または私立の建築学校の学生で、建築のみならず他の分野(熱マネジメント、生物模倣、生物学、地球科学など)の融合チームとなります。(Eiffel 2019)

2019年5月7日 動植物100万種が絶滅危機
 「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」(IPBES)は、パリで開催された総会で、生物多様性などに関する初の地球規模報告書が公開されました。(IPBES Media Release

2019年5月7日 人新世(アントロポセン)の時代における技術と宗教
 木村武史教授(筑波大学)は、人新世において人類社会が生き残る可能性を示唆する技術としてバイオミミクリーを取り上げています。(現代宗教2019

2019年5月7日 BUGA Fibre Pavilion 2019(シュトゥットガルト大学)
 シュトゥットガルト大学のデザイン研究所(Institute of Building Structures and Structural Design (ITKE))とコンピュテーショナル デザイン&建設研究所(the Institute for Computational Design and Construction (ICD))のバイオミメティクス研究にもとづく複合材料を用いた建築デザインが紹介されています。 (シュトゥットガルト大学

2019年4月25日 自然史博物館(フランス ニーム)
 フランスの南部に位置するニーム(Nîmes)の自然史博物館は、「自然がイノベーションを起こすとき:バイオミメティクス」と題した展示会を2019年5月18日〜11月10日に開催します。カワセミのくちばしをヒントに設計された日本の新幹線や、スズメバチの巣を模倣した紙まで幅広い展示が行われます。レオナルド・デ・ヴィンチの生誕500周年の節目の年のバイオミメティクスの企画展です。(Museum - musée d'Histoire naturelle

2019年4月19日 昆虫の外骨格を形成する「クチクラ」
 理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター形態形成シグナル研究チームは、ショウジョウバエの嗅覚器官(嗅感覚毛)が持つ微細な穴構造(ナノポア)の形成過程を明らかにし、ナノポア形成に関わる遺伝子を発見しました。(理化学研究所

2019年4月18日 創造性(バイオミメティクスからの視点)
 ハーバードビジネスレビューに、「To Change the Way You Think, Change the Way You See」と題したが記事が掲載され、バイオミメティクスの発想がとりあげられています。革命的な新しいアイデアや製品を思いつくために違った考え方をすることが必要です。偉大なクリエイター、イノベーター、そして起業家は、私たちの多くが物事を見るのとは異なる方法で世界を見ています。(ハーバードビジネスレビューHBR creativity)

2019年4月17日 真珠層の3Dプリンティング
 真珠層は、炭酸カルシウムの硬い層とタンパク質の軟らかい層の微細な積層構造を有し、その構造から高い強度と靭性を示します。この真珠層にヒントを得た階層構造を構築するために、南カリフォルニア大学の研究者は電気アシスト3Dプリンティングによって複雑な3次元形状を設計する研究を行っています。(Science Advances

2019年4月16日 生体模倣(バイオミメティクス)による食品包装フィルムの開発
 缶詰技術研究会の月刊誌「食品と容器」2019年2月号に「蓮の葉の表面形態と超撥水コーティング」、3月号に「ウツボカズラの表面形態と滑油コーティング」、4月号に「蓮の葉の表面形態と撥油コーティング」が掲載されています。(食品と容器

2019年4月16日 歯のエナメル質のバイオミメティクス
 歯のエナメル質の組織工学から再生まで、「Enamel biomimetics—fiction or future of dentistry」と題したレビューが公開されています。(International Journal of Oral Sciencevolume 11, Article number: 8 (2019)

2019年4月15日 生物模倣航空工学によるはばたき型飛行体「MetaFly」
 クラウドファンディングサイトKickstarterで紹介されています。初期モデルのMetaFly Early Bird は€69からのファンディングで入手できます。(Kickstarter

2019年4月1日 マダラシミの鱗片の表面の構造に関する研究
 千歳科学技術大学の平井悠司講師らの研究論文「The Friction Properties of Firebrat Scales」がBiomimeticsに掲載されました。(Biomimetics

2019年3月29日 HANNOVER MESSE 2019 FESTO
 4月1日〜5日に開催されるHANNOVER MESSE 2019の期間中、Festo社は、BionicSoftHandを公開する予定です。(YouTube)

2019年2月28日 「生命(いのち)の奇跡のプロセスに学ぶイノベーション」
 東北大学では、生命の奇跡のプロセスに学びをテーマに、生命科学と工学とが融合し「ネオバイオミメティクス(新たな生物模倣)」ならびに「ネオバイオレメディエーション(再利用・再生を考えた新たな生物学的環境修復)」を両輪とするプロジェクトがスタートしまし、2月22日にキックオフシンポジウムが開催されました。(東北大学

2019年2月24日 パンダの歯に自己修復機能
 中国科学院金属研究所の研究チームが、パンダの歯に自己修復の機能が備わっていることを発表しました。(東方新報Acta biomaterialia

2019年2月19日 ドイツの昆虫保護法案
 Svenja Schulzeドイツ環境相は、殺虫剤の使用を削減し、数千万ユーロを研究に投入するための昆虫保護法を計画していることを発表した。すでに、ドイツ政府は、2018年6月20日に「昆虫保護のための行動計画」に関する提案を採択している。(Yahooニュース行動計画

2019年2月14日 「“生物パクリテクノロジー”が超スゲえ‼︎」
 週刊プレイボーイ(2019年2月11日号)の「“生物パクリテクノロジー”が超スゲえ‼︎」の記事に生物模倣技術技術が4ページにわたってご紹介されています。

2019年2月14日 昆虫のマイクロCT
 Microscopy and Analysis(Issue 132,pp12-15,2019)に、ミツバチの全身の外部および内部の解剖学的研究をマイクロCTボリュームレンダリング画像等で行った結果が報告されています。Brukerのウェブサイトからも2017年のレポートがダウンロードできます(pdf)。
 Comparing micro-CT results of insects with classical anatomical studies: The European honey bee (Apis mellifera Linnaeus, 1758) as a benchmark (Insecta: Hymenoptera, Apidae) 

2019年2月8日 μBRAIN:Microscale Bio-mimetic Robust Artificial Intelligence Networks
 米国国防総省高等研究計画局(DARPA)は、非常に小さな飛翔昆虫の優れた計算能力を研究し、そこから新たな計算フレームワークを創出し、人工知能探査(AIE)をめざす。サイズ、重量、および消費電力(size, weight, and power consumption (SWaP))に着目し、アーキテクチャと計算における基本的な革新をねらってる。(DAPA)

2019年1月25日 Festo社のグリッパーフィンガー
 魚の尾びれを模倣した技術(Fin RayEffect®)を使用した構造を利用したFestoのグリッパーフィンガーの詳細がホームページで紹介されています。(FESTO)

2019年1月16日 イカのようにフィンを使って泳ぐロボット
 FEST社は2018年6月に発表した「Bionic FinWave」は、イカのようにフィンを使って連続した波を発生させ、前に進む自律型水中ロボットである。その後、Pliant Energy Systems社も、フィン型ロボット「Velox」を開発した。「Velox」は、水中のみならず陸上でもフィンを利用して這いまわることができる。2種のロボットの映像が公開されている。(Bionic FinWaveVelox

2019年1月10日 Hyundai 歩く車『Elevate』
 米ラスベガスで開催中のコンシューマーエレクトロニクスショー "CES 2019"で現代自動車(Hyundai)は、新しい自動車のコンセプトモデル『Elevate』を発表した。自然災害に備えて動く足を備えた史上初の自動車で、これまで走行不可能だった地形でも移動することができる。バイオミメティクスを応用して開発したと報じられている。(niftyニュースHundai

2019年1月9日 DARPA:昆虫の生物模倣研究とAI応用
 国防総省高等研究計画局(DARPA)は、昆虫の研究からAIを向上させる技術開発を行っています。小さな飛翔昆虫の問題解決機能の背後にあるコンピューティングモデルを理解しAI開発に活用する計画で、Microscale Bio-mimetic Robust Artificial Intelligence Networks (μBRAIN)のプロジェクトとして位置づけられています。(The Sociable)

2019年1月9日 ヘビ型ソフトロボット:その秘密は「切り紙」
 ハーバード大学John A. Paulson School of Engineering and Applied Sciences (SEAS)の研究チームは、日本の「切り紙」にヒントを得て、ヘビ型ソフトロボットを開発した。ロボットは、インフレータブルチューブ(ポリエステル製)で伸縮するこができる。チューブ内に空気を送り込むことで、構造全体が前方に伸び、スケールが飛び出し、アイスピックのように地面を掘り下げる。この摩擦で、ロボットは胴体を前方に引きずり、それが膨張し収縮するにつれて少しずつ前方に進むことができる。動画がウェブページに公開されている。(ハーバード大学 February 21, 2018)