特定非営利活動法人バイオミメティクス推進協議会

国内外ニュース(2021)   ▶ 過去のニュース

(2021/4/16) Bionic® Cycling Glove
  尺骨(しゃっこつ)神経の圧迫による手のしびれや握力の低下などの解剖学的解析にもとづき、サイクリング用グローブが開発さています。(Bionicpad, Bionicgloves

(2021/3/30) Biomimetics in 2020: An Academic Progress Report
  Thomson Reuters Web of Scienceデータベース(WoS)の解析レポートがInternational Society of Bionic Engineeringから発表されました。(ISBE)

(2021/3/29) 殺虫剤を使わない防除技術(カメムシ)
  農研機構と森林総合研究所は、果樹害虫のチャバネアオカメムシを振動で防除できる可能性があることを確認しました。(日本農業新聞 3/21

(2021/3/26) フランスのBiOMIgがスタート
  BPIの次世代イノベーションプログラムから4年間で600万ユーロの資金提供が決定し、CEEBIOSを中核としてBiOMIg (Bio-inspired materials open innovation generator) が正式にスタートします。(Newsletter Ceebios - Mars 2021)

(2021/3/25) HANNOVER MESSE Digital 2021
  ドイツのハノーバーメッセ(国際見本市)が、4月12日から4月16日にオンラインで開催されます。4月13日にFESTOのブースでは、バイオミメティクスのショートプレゼンが行われます。(Hannover Messe
 
(2021/3/8) 新たなスパイダーシルク
  Kraig Biocraft Laboratories, Inc. (KBLB)は、スパイダーシルクを開発する米国のバイオテクノロジー企業で、ベトナムの子会社であるProdigyTextilesを生産拠点とし、スパイダーシルクの出荷を開始した。(KBLB

(2021/3/8) 花から代替皮革
  Phool.Coは、インド全土の寺院からの花を回収し、代替皮革製品「Fleather」を開発している。この「Fleather」がインドのBiotechnology Industry Research Assistance Council (BIRAC)の賞を受賞した。(Tribuneindia

(2021/2/24) 木造建築のソリューションガイド(フランス)
  NOBATEK / INEF4(フランスの建設エネルギー環境移行研究所)とCEEBIOS、および、CODIFAB(フランスの家具および木材産業の専門委員会)は、木造建築に関するガイドラインを発表し、持続可能な社会を築くソリューションのひとつとして生体模倣を取り上げています。(CODIFAB

(2021/2/22) 蝶の翅の微細構造に着想を得た空気清浄
  米国のボストンを拠点とするベンチャー企業Metalmark Innovationsは、バイオミメティクスによる空気浄化システムを開発している。Environmental Health Newsにその取り組みが紹介された。(EHN

(2021/2/19) TurboDry®(テキスタイル)
  米国NexTex Innovations Inc.のテキスタイル製品であるTurboDry®は、植物が水を根から葉に移動させるために使用する毛細管現象を模倣するように設計されたスポーツウェアの素材です。2021年冬季Outdoor Retailer Innovation Awardsを受賞しました。(NexTex Innovations

(2021/2/19) 海洋バイオミメティクス:ウェビナー(CEEBIOS)
  Ceebiosは、Pays-Basque Agglomeration Community、Nouvelle-Aquitaine Region、Pays-Basque Technopole、およびMANTA Research Chairと協力して、海洋生物模倣とその応用に関する一連のウェビナーを開催しています。2021年3月は、エネルギーに関連する海洋バイオミメティクスがテーマとなっています。(Eventbrite

(2021/2/17) 潜水艦の進化
  フランスの軍用船舶の造船業のNavalグループは、開発中の潜水艦(SMX-31)の仕様を変更し100%電気推進に切り替え、原子力潜水艦のみが有する潜水能力(8ノットで最大40日間潜航)に匹敵する性能をめざしている。ソナーに対するステルス性を有する船体形状およびコーティングには、クジラやサメの模倣技術が利用されている。(ActuNautique

(2021/2/17) ティアドロップ型トレーー(くるま)
  メキシコのEarth Traveler社は、軽量・小型のキャンピングトレーラーのデザインに生態模倣技術を取り入れ、その製品の概要がウェブに公開されている。(Earth Traveler

(2021/2/15) スパーダ―シルクの課題
  スウェーデンの研究者らは、バイオミメティクス型およびバイオテクノロジー型のスパーダ―シルクの生産の問題点を解決するために構造生物学的なアプローチが紹介されています。(ACS nano

(2021/2/9) バイオミメティクスとモビリティ
  軽量化のための複合材料に関して、自動車をはじめとするモビリティ産業におけるバイオミメティクスの適用についてのレビューが公開されています。(Journal of Composites Science

(2021/2/5) ロボット・アーム(中国)
 天津大学のロボティクスセンターの康荣杰(Kang Rongjie)らの研究チームが、腕のような剛性と柔軟性を備えた新しいタイプのバイオニックロボットを開発し、動画が公開されています。(Science and Technology Daily

(2021/2/2) 装甲ナマズのウロコ
 カリフォルニア州立大学のMisty Paig-Tranらの研究グループは、装甲ナマズとして知られるアマゾンのコリドラス・トリリネアトゥス(Corydoras trilineatus)の特殊なウロコの構造を研究しています。このウロコを模倣した新素材の開発のアイデアになるかもしれません。(ナショナルジオグラフィックActa Biomaterialia
 
(2021/2/2) バイオミメティクスと包装材料
 フレキシブルフィルムによる包装技術のワークシップが2020年12月まで10か月間開催され、バイオミメティクスによるパッケージングのテーマFlextures – Biomimicry-Inspired Packaging Designが議論されています。(RCD
 
(2021/1/26) ポリドーパミンによる構造発色
 桑折道済(千葉大学)は、ポリドーパミン(PDA)ベースの人工メラニン材料を使用した構造色に関する最近の研究をまとめた。その総説が、Science and Technology of Advanced Materialsに掲載されています。(STAM
 
(2021/1/26) トンボの幼虫から着想を得たロボットモデル
 ドイツのキール大学の研究グループは、トンボの幼虫が捕食する際のデュアルカタパルトシステムを解析し、バイオインスパイアードロボットモデルへの応用をScience Roboticsに掲載しました。(Science Robotics
 
(2021/1/21) 女性ファッション雑誌の『ELLE』
 フランスの代表的な女性ファッション雑誌の『ELLE』(ウェブ版)に、 海洋生物から着想した医療についてコラム「バイオミメティズム:海と薬」が掲載されましたと述べ、事例を含めてバイオミメティクスの観点から海の恵を紹介しています。(ELLE)
 
(2021/1/18) ソフトロボティックス:スパイダーウェブ
 クモの巣を模倣し、ソウル大学校のJeong-Yun Sun教授のチームは、弾性と耐久性のあるシリコーンゴムでカプセル化されたイオン伝導性オルガノゲルを用いてイオンスパイダーウェブ(ISW)を開発した。また、ISWは静電振動を利用して汚染物質を除去できる機能を有している。(ソウル大学校
 
(2021/1/18) 魚の集団行動の模倣 Bluebots
 魚は、調和した泳ぐと共に、魚群として捕食者から防御のためのベイト・ボールをつくる。魚の集団行動を模倣して、ミニチュア水中ロボットの群れを使用した3D集団行動の研究がハーバード大学ワイス応用生物学エンジニアリング研究所の研究チームによって行われている。開発した自立式ロボフィッシュ「Bluebots」に関する研究成果がScience Roboticsに掲載された。(Science RoboticsTechCrunch Japan
 
(2021/1/14) 甲虫の頑強なボディの構造
 カリフォルニア大学と東京農工大学の研究グループは、甲虫の一種Phloeodes diabolicusの外骨格の解析を行った。この甲虫は、自動車に踏まれても潰れないほどの頑強な外骨格を持つことから、Ironclad beetle(鋼鉄で武装した甲虫)ともよばれている。カーボンシートを用いたバイオミメティック構造体を作製しその研究成果が発表されている。(
Nature)
 北京大学の研究グループは、昆虫のクチクラの空間階層アーキテクチャの機械的特性における衝撃荷重下で盾のようになる甲虫の鞘翅について研究し、耐衝撃性と耐衝撃性保護のメカニズムを明らかにした。(Journal of Biomechanics
 
(2021/1/12) 人工心臓用の血流ポンプ
 CorWaveはフランスのベンチャー企業で、人工心臓用に海洋動物のうねる動きから着想したポンプを開発している。臨床試験を開始するために、欧州委員会のベンチャーキャピタルメガファンドであるEIC(European Innovation Council)から、3,500万ユーロを調達した。(
CorWave